簡単たのしい梅干し作り

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梅の時期になってきました!
ぼーっとしていると、いつの間にか過ぎてしまう梅シーズン。
特に、小梅が出回る時期は短い。
小梅で作る梅干しは、食べやすい、お弁当にも入れやすいので重宝します。
去年、小梅を拾った近くの山へ自転車を走らせてみました。

こんな感じで落ちています

予想していた通り、熟した梅が落ちていました。
きれいなものを選んで、拾います。
この作業がまた、愉しい。狩猟採集時代の、原始的な喜びなんでしょうか。
小さな梅からは想像できないような、芳醇な香りがします。

去年は、山吹色に熟したきれいな実がたくさんとれましたが、
今年は部分的にしか黄色くなっておらず、斑点も出ていました。
まあ、これくらいなら梅干し、できると思います。
来年はどんな梅がとれるのか、今からワクワクです。

帰宅して、きれいに洗います。ヘタはすでに取れていたので、そのまま清潔なガーゼタオルに乗せて、風通しの良い所で乾かしました。


早く作業を進めたいので、タオルの上で転がしながら乾かしました。
計ってみます。

450gありました。私は、あまり塩っからくなくてフルーティーな梅干しが好みなので、10パーセントの塩を入れます。今回は、45グラム。
カビ防止のため、ホワイトリカーを大さじ1ほど入れ、まんべんなくまぶしてから、お塩を入れて混ぜます。
15パーセントのお塩にするなら、アルコールは必要ないよう。もしかしたら、10パーセントの場合も大丈夫なのかもしれないけど、まだ試していません。

これに重しをして水分を出していきます。梅が平坦になりにくい容器、かつ、重しが乗るサイズの容器に移しました。縦長のタッパーとかでも、できると思います。

一キロの重し。河原で拾った石や、水を入れた瓶などでも代用できます。
作業中も、ほんといい香り。
重しが、梅全体に当たらないサイズなので、(お皿を間に敷く方法もあるけど)、ちょくちょく様子を見ながら、重しをずらすという作業をします。
「どれくらい水分出てるかな~♪」とワクワク。

翌日、ひたひたくらいに水分が上がってきていました。
きれいに完熟した梅干しは、もっと水分が上がりやすかったような気がします。


不思議なことに、塩漬けすると梅が赤くなってきます。
毎年、シソは入れませんが、赤い梅干しができるんですよ。
汁も、美しいロゼ色!!

色と香りに惚れ惚れ

そして、現在3日目。
水分量は、ちょこーっと増えたような?
もう少し待ったら出るかもだけど、重しをずらす作業にも飽きてきたので、
別容器に移して保管することにしました。
容器はそのままでもいいけど、ちょうどきれいに入りそうな入れ物があったので。

百均で購入したガラス容器です

このまま、台所の作業台に置いて、色の変化を愉しみたいと思います。
梅が水分から出ているとカビやすいので、それだけ注意。
梅雨が明けたら、天日干しして、完成です。
天日干しでも、さらに色が深まるのでおたのしみに。