今回は塗り薬のことを書きたいと思います。
ステロイド入り軟膏
手湿疹がひどくなり、まず行ったのは皮膚科でした。そこで処方されたのはステロイド入りの軟膏。最初はそれで治るものだと思っていました。が、全然治らない。色んな皮膚科に行きましたが、どの医師からもステロイド入り軟膏を処方されるだけでした。
ステロイドには諸説ありますが、私には効きませんでした。正確には、塗って数日はとてもいいのですが、その後は、薬を塗る以前よりずっと悪化してしまう、の繰り返しでした。同じく手湿疹で苦しんでいた姉は、これを「倍返し」と呼んでいました、、、確かにこの表現はぴったりです。
ステロイドを塗ると皮膚が薄くなると聞いたことがありますが、そんな感じがありました。ただ、何も塗らないと痒かったり痛かったり、腫れたりでとても苦しいので、ステロイドを塗っては後悔するの繰り返しでした。
漢方系軟膏
その当時、色んなところででした湿疹の相談をしていました。そして、近所の漢方薬局で勧められたのが漢方の塗り薬でした。2種類購入しました。
赤色ワグラス軟膏
名前の通り、赤い軟膏で、ごま油の香りがします。カサカサして痒みがあるときに塗ると楽になりました。今、アトピー体質の次男の痒みにも使っています。ただ保湿をするよりもずっと効きます。
黄色ワグラス軟膏
名前の通り、黄色い軟膏です。ウコンが入っており、その色だと思われます。
こちらは、水泡から水分を出したい時に使っていました。水泡に水が溜まり指がパンパンになると痛かったので、助かりました。厚めに塗ってしばらくすると水分が出てきていました。
どちらの漢方系軟膏も、一定の効果はありましたが、これで完治するというわけではありませんでした。
ドクダミ
ドクダミの生葉を揉んで汁を出し、指に塗ったり、貼り付けたりしたこともありました。
ドクダミは殺菌作用があるそうです。少し良くなった時もありましたが、手応えを感じるような効果はありませんでした。